ぎっくり腰の際のアイシングのコツ
ぎっくり腰の場合、足や肩をアイシングする場合とは違い、
内臓への影響を考慮に入れた方法でアイシングする必要があります。
内臓が冷えないようにアイシングする
ぎっくり腰は腰部や骨盤部に強い痛みが出ます。ですから、アイシングするのは 当然その部位になります。
しかし、その場所の奥には内臓があるため、普通にアイシングしてしまうと 内臓まで冷えてしまいます。
ぎっくり腰には、内臓の疲れが原因として関わっている場合が多いので、 できれば内臓は冷やしたくありません。
そこで、筋肉など表面の部分を冷やして内臓などは冷やさないように、 間欠的に(休み休み)アイシングしましょう。
まず初めは、炎症が起きて痛い場所を5分程度アイシングします。 患部が冷えていたら、一度アイシングを中断します。
表面は冷えている状態ですので、また熱くなってくるまで待ちます。
熱くなってきたなと思ったら、またアイシングを再開します。
こうすればできるだけ内臓を冷やさずにアイシングすることができます。
シップは必要なし?
ぎっくり腰の際、シップは役に立つでしょうか。
ぎっくり腰の強い炎症を止めるには、若干力不足かと思われますが、 最近は冷やすことが目的ではなく、薬効成分で痛みをとったり、 炎症を抑えるものも多くなってきています。
それでも、貼るときにヒヤッとする商品もまだまだ多く 見かけられます。
この冷やすタイプのシップを漫然と貼られている方も少なくないと 思われますが、それは治りを遅くするだけで、あまり効果が ないように思われます。
なぜなら、冷えることは血流の低下につながるので、 治癒が進むのを妨げるからです。
シップを貼ってあまり効果を感じないなら、貼らないほうが 早くよくなると考えたほうが妥当でしょう。
冷やさないタイプはおススメです。