ぎっくり腰における質問（Q＆A)

A

治ったと思ったら、またしばらくしてぎっくり腰になってしまう人がいます。

理由は２つあります。

ひとつは、ぎっくり腰になった根本的な理由がわからないので、 ぎっくり腰になりやすい生活を続けてしまっていること。

かがんだ際などにぎっくり腰を発症すると、かがんだ動きが 痛みを引き起こしたように思い込む方が多いようです。

しかし、原因のところで述べたように実際にはそうでは ありません。

早く寝たり、冷たいものの飲食を控えたりといった、 ぎっくり腰になりにくい生活を心がけましょう。

もう一つの理由は、背骨のズレ・骨盤の歪みなどが そのままになっていること。

ぎっくり腰の際、背骨のズレなどが起きているケースが よくあります。体のバランスを正常に近くすれば、それも 元に戻りますが、ある程度筋肉のバランスが改善しても、まだ 元のバランスに戻りきっていない場合、骨のズレが元に もどらず、そのままになってしまいます。

一度筋肉のバランスを整えたり、直接骨のズレ、骨盤の ゆがみなどを修正する必要があります。

A

季節によって、負担の増える臓器がちがいます。例えば春には肝臓の 負担が増しますし、冬には腎臓の負担が増します。

気温などの違いに体が対応するため、自律的に体の状態が変化しています。

人により、どこの臓器が強くて、逆にどこの臓器が弱いのかが違います。

だれでも、調子の悪くなりやすい季節があるのです。

そういう時期には、少し体調管理に気をつけましょう。